9/22～　大映女優祭

大映女優祭

2018年9月22日(土)～10月5日(金)

＊シネマ尾道招待券、尾道市互助会前売券、生協ひろしま映画共通券は、ご使用いただけません。また、スタンプポイント無料入場もできません。あらかじめ、ご了承ください。

A　妻は告白する

1961年／モノクロ／91分／スコープ

監督：増村保造　　原作：円山雅也　　脚本：井手雅人　　撮影：小林節雄　美術：渡辺竹三郎　　音楽：真鍋理一郎

出演：若尾文子、川口浩、小沢栄太郎、根上淳、高松英郎

岩壁の遭難事故で、ザイルを切って夫を落下させた妻が裁判にかけられ…。若尾がスターから演技派女優へ、少女から女へ変貌を遂げる転機となった作品。既存のモラルを激しく揺さぶる増村保造の名作。

B　羅生門

1950年／モノクロ／88分／スタンダード
監督・脚本：黒沢明　原作：芥川龍之介（「藪の中」より）　脚本：橋本忍　撮影：宮川一夫　美術：松山崇　音楽：早坂文雄
出演：三船敏郎、京マチ子、志村喬、森雅之、千秋実、加藤大介

旅法師と柚売りが通りすがりの下人に不思議な話を語り始めるー盗賊が森で妻を犯し、夫を殺した。しかし語られる各々の証言は全く異なっていて…。米アカデミー賞®最優秀外国語映画賞、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞。

C　女は二度生まれる

1961年／カラー／99分／スコープ

監督・脚本：川島雄三　　原作：富田常雄　　脚本：井手敏郎　　撮影：村井博　美術：井上章　音楽：池野成
出演：若尾文子、フランキー堺、藤巻潤、山村聡、菅原通済、山茶花究

無知で無欲、唄も踊りも出来ない芸者・小えんは明るさと武器に自由奔放な生活を送っていた。そんな彼女が見つけた自分らしい生き方とは…。名匠・川島雄三が大映で初めてメガホンを取った傑作女性映画。

D　清作の妻

1965年／モノクロ／93分／スコープ

監督：増村保造　　原作：吉田絃二郎　　脚本：新藤兼人　　撮影：秋野友宏　美術：下河原友雄　　音楽：山内正
出演：若尾文子、田村高廣、早川雄三、成田三樹夫

お兼は父親と妾を相次いで亡くし、母親と故郷の村に戻るが、村人から村八分にされる。やがて清作と結婚しささやかな幸せが訪れるが、清作が戦争に召集され…。若尾文子がキネマ旬報主演女優賞受賞。

E　破戒

1962年／モノクロ／119分／スコープ
監督：市川崑　　原作：島村藤村　　脚本：和田夏十　　撮影：宮川一夫　美術：西岡善信　　音楽：茶川也寸志
出演：市川雷蔵、藤村志保、長門裕之、船越英二、三国連太郎

巨匠・市川崑が「炎上」「ぼんち」に続いて雷蔵とコンビを組み、島村藤村の名作を映画化。雷蔵は、部落出身であることを隠し生きる小学教員役を繊細に演じた。また、本作で藤村志保が鮮烈なスクリーンデビューを飾った。

F　でんきくらげ

1970年／カラー／92分／スコープ
監督・脚本：増村保造　原作：遠山昌之（「悪女の手口」より）　脚本：石松愛弘　撮影：小林節雄　美術：矢野友久　音楽：林光
出演：渥美マリ、川津祐介、西村晃

渥美マリが女優としての真価と問うべく、強烈なキャラクターを体当たりで熱演し、人気を決定づけた、大ヒット〈軟体動物〉シリーズの最高傑作との呼び声も高い青春物語。豪華男優陣とのラブシーンも必見。

G　女と三悪人

1962年／カラー／103分／スコープ

監督・脚本：井上梅次　撮影：今井ひろし　美術：西岡善信　音楽：鏑木創
出演：山本富士子、市川雷蔵、勝新太郎、大木実、中村玉緒

フランス映画の名作「天井桟敷の人々」と歌舞伎「三人吉三」をベースに映画化。江戸末期の両国を舞台に美貌の女役者と三悪人の恋模様を描いた超娯楽大作。物語の舞台となる広大なオープンセットと群衆が圧巻！

【上映スケジュール】

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