瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと
2022年7月23日(土)~8月5日(金)
7/23(土)~7/29(金)
①11:15~13:15
7/30(土)~8/5(金)
①9:00~11:00
*8月5日(金)にて上映終了。
監督 中村裕
出演 瀬戸内寂聴
2022年/ 日本/95分/KADOKAWA
2022年7月23日(土)~8月5日(金)
*8月5日(金)にて上映終了。
監督 中村裕
出演 瀬戸内寂聴
2022年/ 日本/95分/KADOKAWA
2022年7月23日(土)~7月29日(金) 1週間限定上映
監督 ラナ・ゴゴベリゼ
出演 ナナ・ジョルジャゼ、グランダ・ガブニア
2019年/ ジョージア・フランス合作/91分/ムヴィオラ/原題:Okros dzapi
2022年7月30日(土)~8月5日(金) 1週間限定上映
『教育と愛国』初日舞台挨拶
7月30日(土)11:10~上映後
ゲスト 斉加尚代監督
*舞台挨拶の回は、招待券使用不可。
*8月6日(土)以降の上映時間は、決まり次第お知らせいたします。
監督 斉加尚代
語り 井浦新
出演 吉田典裕、池田剛、平井美津子
2022年/ 日本/107分/きろくびと
2022年7月30日(土)~8月12日(金)
*8月6日(土)以降の上映時間は、決まり次第お知らせいたします。
監督 森井勇佑
出演 大沢一菜、井浦新、尾野真千子
2022年/日本/104分/アークエンタテインメント
2022年7月30日(土)~8月6日(土) 8日間限定上映
*8月6日(土)の上映時間は、決まり次第お知らせいたします。
監督 片渕須直
声の出演 のん、細谷佳正、小野大輔、尾身美詞
2016年/日本/126分/東京テアトル
2022年8月6日(土) 1日限定上映
監督 小林正樹
1983年/ 日本/277分(途中休憩あり)/太秦
【特別料金】
一般 2,500円
シニア・大学生以下・会員様 2,000円
*招待券、スタンプ無料ポイント入場使用不可。
近日公開
監督 早川千絵
出演 倍賞千恵子、磯村勇斗、たかお鷹、河合優実、ステファニー・アリアン
2022年/日本・フランス・フィリピン・カタール合作/112分/ハピネットファントム・スタジオ
近日公開
1974年/ベルギー・フランス/モノクロ/86分
アケルマン自身が演じる名もなき若い女がひとり、部屋で家具を動かし手紙を書き、裸で砂糖をむさぼる。部屋を出た彼女はトラック運転手と行動を共にし、訪れた家で女性と愛を交わす……。撮影時24歳だったアケルマンによる“私”のポートレイト。殺風景な空間と単調な行為が彼女の閉塞感や孤独を際立たせ、激しく身体を重ね合うことで悦びがドラマティックに表現される。観客は彼女の道程を緊張感を持って見つめることによって、その“時間”を彼女と共有する。
監督・脚本:シャンタル・アケルマン
撮影:ベネディクト・デルサル
出演:シャンタル・アケルマン、クレール・ワティオン、ニエル・アレストリュプ
1975年/ベルギー・フランス/カラー/200分
ジャンヌは思春期の息子と共にブリュッセルのアパートで暮らしている。湯を沸かし、ジャガイモの皮を剥き、買い物に出かけ、“平凡な”暮らしを続けているジャンヌだったが……。アパートの部屋に定点観測のごとく設置されたカメラによって映し出される反復する日常。その執拗なまでの描写は我々に時間の経過を体感させ、反日常の訪れを予感させる恐ろしい空間を作り出す。主婦のフラストレーションとディティールを汲み取った傑作。ジャンヌを演じるのは『去年マリエンバートで』(61)『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』(72)のデルフィーヌ・セイリグ。
監督・脚本:シャンタル・アケルマン
撮影:バベット・マンゴルト
出演:デルフィーヌ・セイリグ、ジャン・ドゥコルト、ジャック・ドニオル=ヴァルクローズ
1978年/ベルギー・フランス・ドイツ/カラー/127分
最新作のプロモーションのためにヨーロッパの都市を転々とする女流映画監督を描く、アケルマンの鋭い人間観察力が光る一本。教師、母親、母親の友人らとの接触を挟みながら、常に孤独に彷徨い歩く主人公アンナの姿と、日常に溶け込みはしない断片的な空間と時間とを通して、アイデンティティや幸福の本質が絶妙な構成で描き出されている。『パリ・テキサス』(84)のオーロール・クレマン、『キャバレー』(72)のヘルムート・グリーム、『フェリーニのアマルコルド』(73)のマガリ・ノエルとアケルマン作品にしては豪華なキャストが揃う。
監督・脚本:シャンタル・アケルマン
撮影:ジャン・パンゼ
出演:オーロール・クレマン、ヘルムート・グリーム、マガリ・ノエル
2000年/フランス/カラー/117分
祖母とメイド、そして恋人のアリアーヌとともに豪邸に住んでいるシモンは、アリアーヌが美しい女性アンドレと関係を持っていると信じ込み、次第に強迫観念に駆られていく。マルセル・プルーストの「失われたときを求めて」の第五篇、「囚われの女」の大胆で自由な映像化。嫉妬に苛まれ、愛の苦悩に拘束される虜囚の境地をアケルマンは洗練された表現で描写する。ジャン=リュック・ゴダールの『軽蔑』(63)やアルフレッド・ヒッチコックの『めまい』(58)をも想起させるこの傑作は公開年の「カイエ・デュ・シネマ」ベストテンで2位に選ばれた。
監督・脚本:シャンタル・アケルマン
撮影:サビーヌ・ランスラン
出演:スタニスラス・メラール、シルヴィ・テスチュー、オリヴィエ・ボナミ
2011年/ベルギー・フランス/カラー/127分
東南アジア奥地の河畔にある小屋で暮らす白人の男オルメイヤー。彼は現地の女性との間に生まれた娘を溺愛し外国人学校に入れるが、娘は父親に反発するように放浪を重ねていく……。『地獄の黙示録』(79)のもとになった「闇の奥」で知られるイギリスの作家ジョゼフ・コンラッドの処女小説を脚色。時代も場所も明かされず抽象化された設定の中で、狂気と破滅の物語が繰り広げられる。原作の持つ実存主義と家父長制という重苦しいテーマを孕みながらも、アジアの街並みを自在に歩き回る娘を横移動で捉えたカメラが素晴らしく、幻想的なまでに美しい。
監督・脚本:シャンタル・アケルマン
撮影:レイモンド・フロモン
出演:スタニスラス・メラール、マルク・バルベ、オーロラ・マリオン